2012年3月28日水曜日

最近ウナギに、ビタミンAの量が突出していることがわかりました。

 最近ウナギに、ビタミンAの量が突出していることがわかりました。

 ビタミンAには皮膚や目にいいことをしっていますが、食べ過ぎた場合の悪影響はどんなことになるのですか。あと効能は皮膚や目以外にもあるのか詳しく教えて下さい。







ウナギには、動物性のビタミンAである「レチノール」が多く含まれています。



ビタミンAの皮膚や目以外の効果は、粘膜の強化、髪や爪を正常に保つ、呼吸器系の感染症への抵抗力をつける、

生殖機能を維持、成長を促進するなどです。

活性酸素を除去してガンの発生を抑える効果も期待されます。



人間の体に重要なビタミンAですが、ビタミンAは脂溶性であるため、体内に蓄積しやすく(水溶性と違って排出されにくい)、

過剰に摂取すると過剰症を起こしやすいです。

但し、1日50,000IU以上を摂り続けた場合です。

長期的に過剰摂取した場合、脱毛、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、皮膚の乾燥・かゆみ、食欲不振などをおこすことがあります。

厚生労働省の定めているビタミンAの上限値は、成人男女と妊婦は5,000IUです。

特に妊娠初期に1日10,000IU以上のビタミンAを摂取すると、赤ちゃんの先天性異常の危険性が高まります。



ちなみに、ウナギのかば焼きのビタミンA含有量は、100gあたり5000IUです。

通常の食事でビタミンAの過剰摂取になることはまずありませんが、サプリメントでは簡単に摂取できてしまうので、注意が必要です。

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