2012年3月23日金曜日

湿疹はビタミン不足から来るんなら、食事量増やせば治る可能性ありますか。 そうい...

湿疹はビタミン不足から来るんなら、食事量増やせば治る可能性ありますか。

そういえば、太った人ってあまり皮膚病いないですよね。







質問主様の湿疹原因は、ビタミン不足である、ということでしょうか?

それならば【ビタミン】という栄養素を含む食材を増やすべきであって【食事量を】闇雲に増やしても期待する効果は薄いと思います。



一般論として言われているのであれば、「湿疹はビタミン不足からくる」という前提はありません。

湿疹の原因は多種多様です。



太った人に皮膚病が居ない・・と言う根拠はなんでしょうか。



太っている・痩せているという見た目は、アレルギーにあまり関係ないようです。

当方の周囲では痩せていても太っていても、アレルギー疾患多々。皮膚疾患多々。です。

当方も・・アトピー初期の健康診断では「肥満傾向」でした。



尚、

肥満細胞=主に皮膚の結合組織に分布する細胞で免疫などに関係する細胞。肥満とは関係ありません。細胞が膨れた状態が肥満を想わせるのでそのように言われている細胞です。



肥満細胞があるから免疫系アレルギーを引き起こしやすくなることはありますが、肥満細胞が多い=肥満というわけではありません。

ただし、太ると全ての細胞の量も個々の細胞自体の質量も増えるわけですから、当然肥満細胞もその他細胞と共に増えることはあるかもしれません。理論的には比例関係ですから。

ですから、、医師は痩せることを勧めます。なので、ついつい肥満細胞=肥満原因=肥満体質=アレルギーと思う人も多いかもしれませんね。



質問主様自身がビタミン欠乏の湿疹であるならば、医師処方によるビタミン増強で快癒されることを願っています。








補足~ビタミンBなどのビタミン不足からくる湿疹はあるようなので、ビタミン摂取自体は良いと思います。別名ビタミンHと呼ばれるビオチン不足によるアトピー説もあるため、“ビオチン療法”(詳しくはGoogle検索)という療法もあります。別名にすると“ビタミンH療法”という事ですね。ビタミン不足による湿疹という説は正しいと思いますが、闇雲に食べてもビタミン摂取はできません。サプリメントによる摂取が効率的で安く済むとは思います。ビオチンサプリメントは、米国輸入サプリメントが安くて多量ですが、日本政府からの保障は受けられないのが欠点です。DHCのビタミンB群はかなり安く薬局に販売されてますが、安すぎるため別の会社のサプリにしたくなるかもしれません。



残念ですが、かゆみ成分ヒスタミンの発生源は肥満細胞です。抗ヒスタミン剤というアレルギー薬がありますが、ヒスタミンを増やすのはアトピーに悪く、逆効果です。







すばらしい。正解です。これからもよろしくお願いいたします。

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